
1920年ルシアン・アーコラーニによって設立されたERCOL。
2020年には100周年を迎えています。現在も創立者アーコラーニの親族によって経営させてている、英国の家具の老舗メーカーです。
受け継がれる職人の繊細な技と、現代では、近代的なコンピュータを駆使した技術も使われていますが、最後の仕上げは今も手作業。
環境にやさしい水溶性の染料と塗料だけを使い、すべて職人の手によって仕上げがされているそうです。
そんなERCOLの代名詞とも呼べるウィンザーチェアのオールドフープバックチェアです。


英国の伝統的な「ウィンザーチェア」を原型に製作されたアーコールの代名詞といえるチェア。伝統的なダブテール・ジョイント(蟻継ぎ)や楔によるクラフト技術と、曲木による楕円形の優雅で繊細な曲線は、多くの人々を魅了する美しさを実現しています。
フープバックチェアにも、様々なタイプがありますが大きく違うのがスポークの本数。
現行のモデルでは6本のスポークモデルが採用されています。
4本も比較的最近まで作られていたモデルです。
5本のものが一番出回っている数の少ないレアなモデルです。
作られてから100年を超える芸術品、工芸品。“アンティーク”
103年目のERCOL。
アンティークアーコールも出てくるでしょうか。
考えただけで涎がでちゃいますが
ともに歩み、やがてアンティークとなる・・・
子の代、孫の代
自らの生活の中でアンティームを育むもまた楽しみですね。