2022.04.15

フープバックチェア /オールドアーコール

1920年ルシアン・アーコラーニによって設立されたERCOL。

2020年には100周年を迎えています。現在も創立者アーコラーニの親族によって経営させてている、英国の家具の老舗メーカーです。

受け継がれる職人の繊細な技と、現代では、近代的なコンピュータを駆使した技術も使われていますが、最後の仕上げは今も手作業。

環境にやさしい水溶性の染料と塗料だけを使い、すべて職人の手によって仕上げがされているそうです。

そんなERCOLの代名詞とも呼べるウィンザーチェアのオールドフープバックチェアです。

座面のゆったり。colonialカラーの6本スポークモデル。1960年代製造。
・コンパクトデザインのナチュラル色の4本スポークモデル。1960年代製。


英国の伝統的な「ウィンザーチェア」を原型に製作されたアーコールの代名詞といえるチェア。伝統的なダブテール・ジョイント(蟻継ぎ)や楔によるクラフト技術と、曲木による楕円形の優雅で繊細な曲線は、多くの人々を魅了する美しさを実現しています。


フープバックチェアにも、様々なタイプがありますが大きく違うのがスポークの本数。
現行のモデルでは6本のスポークモデルが採用されています。
4本も比較的最近まで作られていたモデルです。

5本のものが一番出回っている数の少ないレアなモデルです。

作られてから100年を超える芸術品、工芸品。“アンティーク”

103年目のERCOL。

アンティークアーコールも出てくるでしょうか。

考えただけで涎がでちゃいますが

ともに歩み、やがてアンティークとなる・・・

子の代、孫の代

自らの生活の中でアンティームを育むもまた楽しみですね。

カントリーロージー

この記事を書いたスタッフ

アドバイザーCK

インテリアアドバイザー。
プロフィールイラストは、びっくりしちゃうほどそっくりです(笑)